TOP MESSAGE

「KADOKAWAを⽬指す皆さんへ」

株式会社KADOKAWA 代表執行役社長

夏野 剛

「世界をリードする
IP創出グループへ」

日本のコンテンツは今、世界中から熱い視線を注がれています。アニメ、ゲーム、小説や 映画にとどまることなく、動画や音楽、そしてダンスで、多くの日本のクリエイターが世界中で活躍しています。
KADOKAWAグループは原作を創出するだけでなく、アニメやゲームの製作、そして動画プラットフォームの運営から教育システムの提供まで、広義のクリエイター育成と支援をできる世界でも希有な企業グル―プです。将来は世界中の才能を発掘し、それを世界中に広めるプラットフォーマーになるべく、事業と組織のグローバル化を一層進め、世界市場でのプレゼンスを高めていきたいと考えています。

Everything
Creative
KADOKAWAはクリエイティブカンパニー。
仕事の仕方、会社の仕組み、あらゆることを
クリエイティブに。

多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を創出するKADOKAWAの事業の根幹には「クリエイティブ」があります。
クリエイティブな仕事は、「こんなことが出来たらいいな」「こんな作品だったら面白そうだな」
といった日頃のみなさんの想像や妄想から生み出されます。
どんどん想像力を掻き立て妄想して、自分が実現したいと思うことをいろいろと試行錯誤する。その試行錯誤の先に、KADOKAWA、そしてみなさんの未来があります。
クリエイティブな仕事をするためには、会社そのもの、仕組みそのものもクリエイティブである必要があります。みなさんが言い訳できないくらいの「クリエイティブな環境」を用意しますので、唯一無二のユニークな仕事をしていきましょう。

Technology
Driven
KADOKAWAはテクノロジーカンパニー。
仕事の仕方、会社の仕組み、
あらゆることにテクノロジーを。

もう一つ大切なポイントは、クリエイティビティを発揮するにはテクノロジーが必要不可欠だということです。人類の歴史を振り返ると、テクノロジーの発展が生産性を上げ、生産性が上がることで人間の能力が新しいことに振り向けられ、そこから新しい物事が想像され、文明が進化し、さらに新しいテクノロジーが生まれるというサイクルが繰り返されてきました。
既にKADOKAWAは、様々な場面で最新のテクノロジーを使っています。例えば編集作業も、リモートワークが進んだこともあり、タブレットで校正をするなどますます最先端の技術が入ってきています。さらに新しいテクノロジーが使えないか、他の分野に使えないか、もっと効率的にできないか、というように次々と出てくるテクノロジーに敏感な方に入社していただきたい。どんなにテクノロジーが進化しても、想像や妄想をするのは人間の役割です。人間の想像や妄想を、テクノロジーを使って実現することが創造です。
KADOKAWAは、テクノロジーを味方にできる若い皆さんの力を必要としています。

Promote
Globalization
世界中で生み出すIPの価値を高め、
事業と組織のグローバル化を。

グローバルでのIP需要はますます高まり続けています。KADOKAWAにおいては海外売上高比率が20%を超えた今、グローバル人材の登用を積極的に行っています。2021年度に設立した部署「グローバル人材開発センター」を中心に世界各国での採用強化と国内外拠点のノウハウ共有や交流を進めています。ニーズのある分野の専門家を本社から海外駐在員として現地に派遣し、その人数をこれまでの倍に増やしました。そして海外現地法人の取り組みを表彰するイベントや、海外で働く従業員に日本に来てもらい施設の見学を実施するなど、海外の従業員のモチベーションを高めることも心掛けています。
また、欧州・東南アジア等の海外拠点の拡充、出版領域における日本初IPの多言語展開、海外発IPの拡充を図ると共に、アニメ・MD・ゲームを含む領域ではグローバル流通を拡大させてさらなる成長を目指します。

Fully Motivated KADOKAWAは全力で仕事に打ち込める会社。

みなさんが全力で仕事ができる環境を作っていくことが、私の最も重要な役割だと考えています。会社の中で働くうえで何よりも大切なことは「その仕事が好きかどうか」だと思います。
好きなことが専門性になる時代。自分の専門性さえ見つければやっていける時代に我々は生きています。好きなことには全力で向き合うことが出来ます。ひとりひとりが好きなことに向き合っている組織ほど、強いものはありません。1年目から遠慮することなく、思う存分に力を発揮していただきたいと考えています。
KADOKAWAでは直属の上司の意向に縛られないフリーエージェント型の異動制度を導入し、業務時間の一部を別の部署での仕事に充てる兼務も推奨しています。また、部署横断的なプロジェクトを発案して立ち上げることもできます。社内では経験できないような仕事に、副業で取り組むことも奨励しています。多様な視点を持ってもらうことが本人にとっても組織にとっても重要だと考えています。

求めるのは「KADOKAWAに染まらない人材」

私たちの会社は、クリエイティビティが命です。つまり、誰かがやっていることを同じようにやっていたら、仕事になりませんし、良いものを生み出すこともできません。過去にとらわれない新しい発想や組み合わせができるかどうかが大事なのです。私は新しく入社される方には 「会社に染まらないでください」とよく伝えています。一度やってみて、「おかしいな」と思ったら、ぜひおかしいという気持ちを持っていて欲しいのです。そうした発想で組織は良くなっていくからです。

この先も、KADOKAWAは皆さんの想像を超える進化を遂げていきます。同時に、我々の想像を超える発想で新たなチャレンジを共にしてくれる方を心よりお待ちしております。