TOP MESSAGE

「新しい物語をつくろう。」

株式会社KADOKAWA 代表取締役社長

松原眞樹

KADOKAWAを目指す皆さんへ

共に、世界中の人たちの
ココロを動かす
モノ・コトづくりに
チャレンジしませんか。

2020年は、新型コロナウィルス禍により、人間が生きていくあらゆる領域において、今を生きる為の「錬成力」と、未来に向けて突破する為の「創造力」を試された年でした。

皆さんがご就職される2022年という年は、KADOKAWAグループにとっても、日本・世界にとっても、現在の厳しい時間帯を乗り越え、新しい飛躍を目指した重要な年になります。それまでの間、KADOKAWAグループがどのように歩んでいくのか、ご説明しておきたいと考えます。

「不易流行」を経営理念に、出版、アニメ、ゲーム、ITなどの領域でのメガコンテンツパブリッシャーを標榜するKADOKAWAグループは、今、新たな飛躍と更なる成長を実現する時期を迎えています。

私は、2019年11月に発表した「中期経営計画」の中で、IPとITを主軸とする事業ポートフォリオの拡充、DX(Digital Transformation)による経営インフラの強化、並びに、新たな働き方としてのABW(Activity Based Working)による創造性と生産性の向上を進めることをお約束しました。少し柔らかい言葉で言うと、①収益基盤となる事業を「複数かつ多様な形態」で展開して「耐力のある」事業構造を担保する、②事業のあらゆる領域で「デジタル」を基本仕様に据える、そして、③役職員が単なるテレワークを超え自分にとり最適な場所を選んで仕事が出来る「ABW」を実現していく、ことになります。

2020年に発生した新型コロナウィルスによる悪影響は、IPとIT事業を主軸とするKADOKAWAグループにおいても、大変、厳しい業務環境下での事業推進を余儀なくされましたが、「安心、安全、健康」を第一義としつつも、ITやABWといった経営インフラの整備と役職員の高い意識により、仕事のパワーを落とすことなく、従来以上の事業成果を上げることが出来ました。

同年11月6日には「ところざわサクラタウン」がグランドオープンし、IP事業の「心臓部」として、また、ESGやSDGsを実現していく上での重要拠点として、本格的に稼働を開始しました。

皆さんがご存知のように歴史ある紙の出版事業は、その旧態依然とした業界構造やアナログ中心の製造工程・物流方式による生産性低下から、「衰退産業」のように揶揄されてきました。一方で、紙で創造されるコンテンツは、引き続き、IP事業おける枢要な役割を果たしています。KADOKAWAグループは、予てより電子書籍編纂も含め、作家さんや著者さんへの対応、編集、製作、製造、そして販売に至るまでの出版事業の全工程をフルデジタル化して再構築する「出版デジタルイノベーション」による改革を進めてきました。2020年は、この改革が更にギアアップして進み、また、電子書籍もwebtoonや新たなプレーヤーの出現により、コンテンツ需要を昂揚させていく時期に入り、紙と電子を合わせた出版事業は、いよいよ、新たな成長時期に入ったと確信すべき年となりました。「KADOKAWAグループの出版事業」は、アニメ、ゲーム、ITエンタテインメントと共に、「成長事業」としてグローバルに再定義・再認識されています。

2021年は、中期経営計画に沿い、グループ全体として、IP力とIT力をフルに発揮させて、出版、アニメ、ゲーム、デジタル、そして教育事業の成長の為、経営資源の更なる集中投下を進めていきます。デジタルコンテンツは容易に国境を越えて深くファンに浸透していきますので、海外事業も新たな成長に向けて伸長させていきます。

そして、2022年には、日本のエンタテインメント産業には欠かせない、イベントやインバウンド事業が本格的に戻ってきます。デジタルの進化も相俟って、かつて想い描いていた様相とは全く異なった形で世界中のファンが、リアルを思う存分楽しむ様子が想像出来ます。今、KADOKAWAグループが進めているあらゆる取組は、まさに、この時に全開となることを企図しています。

これからの3年間のKADOKAWAグループが歩んでいくであろう、そして、更なる進化を遂げていくであろう道筋をご理解いただけたでしょうか?

最後に、「これからはどんな働き方になるのだろう?リアルのオフィスはどうなるのだろう?」ということが、皆さんの大きな関心事かもしれませんので、少し、触れておきます。KADOKAWAグループでは、新たなコンテンツや事業アイデアが沸々と湧き出してくるような仕事環境づくりを、更に、進めていきます。

具体的には、今のABWを更に進化させてABT(Activity Based Team)を基本に、働き方やコミュニケーションの仕組みを変えていきます。デジタル環境の中で各人がより効率的にかつ有効裡に仕事力を発揮出来る仕組みになります。一方で、東京や所沢でのリアルオフィスを「リア充型オフィス」として、デジタルでは体感出来ない肌感覚でのコミュニケーションを実践する「場所」に進化させます。生活や仕事において、「リアル」の場所は、かつての「単に人が集まるスペース」から「リアルでしか体現出来ない価値実現スペース」に変わります。

このようにKADOKAWAグループは、リアルとデジタルを縦横無尽に使い倒して、世界のエンタテインメント産業においても、ユニークで高い成長力のある会社として、その存在感を示していきます。そして、私たちの更なる飛躍には「人材」が全てと言っても過言ではありません。KADOKAWAグループでの仕事内容は極めて多岐に亘りますので、文系・理系はもとより、あらゆる領域からの人材を求めます。

冒頭に、「錬成力」と「創造力」と申し上げましたが、皆さんに置き換えて強く期待するとすれば、「探究心」と「冒険心」となります。是非、KADOKAWAにチャレンジしてみて下さい。最終面接でお待ちしています。