角川グループホールディングス

名作探訪

『コンプティーク』

―戦うパソコンゲームマガジン―

 ファミコンが発売された1983 年某日、雑誌の創刊を企画していた角川歴彦(現、当社取締役会長)に佐藤辰男(現、当社代表取締役社長)が、コンピューター・ゲームを中心としたエンタテインメント雑誌を提案、その場で採用が決定し『コンプティーク』が生まれることになりました。
 そして1983年11月、『ザテレビジョン』の増刊号として、第1号を発売。読者層は、小学校高学年から中・高生男子で、ゲーム記事やパソコン本体の購入ガイドなどが掲載されました。転機となったのは、1985 年7 月号に掲載された「ゼビウスの隠しコマンド」に関する記事です。「ゼビウス」はナムコ( 現、バンダイナムコゲームス )が発売し、大ヒットしていたゲームソフト。「隠しコマンド」とは、自機がダメージを受けない無敵モードになる裏技です。これが口コミで大反響となり、同号はまたたく間に完売。雑誌では異例の増刷も行なわれました。
 同年12月号からは、RPG の誌上リプレイ『ロードス島戦記』の連載が開始され、「ゼビウスの隠しコマンド」に続く大ヒットで、人気企画となりました。『ロードス島戦記』は後にノベライズされ、今日のライトノベルの礎を築きました。
 『コンプティーク』は、ゲーム紹介にとどまらず、ゲームストーリーの面白さやキャラクターの魅力をコミック化するなど、独自企画でさらなる人気を集め、創刊8年で発行部数25万部となってパソコン類雑誌のなかでトップクラスとなりました。
 その後も『コンプティーク』は進化を続け、ゲームのコミカライズなど、メディアミックス主体のコミック雑誌へ変身。現在多くの人気作品が連載されており、今年で創刊30 周年を迎えます。

『コンプティーク』 創刊号


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