角川グループホールディングス

制作の現場から

「旭山動物園物語」は、お子様とも楽しんでいただける映画です。

「旭山動物園物語」
監督/マキノ雅彦
原案/小菅正夫「〈旭山動物園〉革命−夢を実現した復活プロジェクト」
出演/西田敏行・中村靖日・前田愛・堀内敬子・長門裕之・六平直政・
塩見三省・岸部一徳・柄本明
2009年2月全国ロードショー

角川映画株式会社 企画制作部 
プロデューサー室 プロデューサー 
鍋島 壽夫





鍋島 壽夫

■「旭山動物園物語」の製作はどのように行われたのですか。

 撮影は旭山動物園だけで撮っているのではなく、ゾウの撮影は釧路市動物園で行うなど、各地の動物園にもご協力いただき完成しました。多くは早朝から開園までの限られた時間で撮影し、撤収までを終えなければいけませんでした。そのため、この映画の撮影には動物園の飼育員の方、市役所の方など、多くの方々に様々な場面で、支えていただきました。

■撮影で気を使ったことは何でしょうか。

 動物にストレスを与えないことです。撮影に関しては飼育員の方の指導を仰ぎながら、プロの方たちの呼吸と判断で撮影を進めました。撮影期間が決まっているなか、映画作りの過程でどんなことに遭遇するか分からず、作品ができるかどうか非常に不安でした。それでも良い作品をしっかり完成できたのは、洗練されたスタッフの緊張感と集中力のたまものだと思います。

■「映画」を通じて伝えたいことは何でしょうか。

 映画のなかでの動物の死、飼育員の死を通じて人間と動物の係わりについて考えてほしい。映画のラストシーンは「人生の縮図」を感じさせます。映画を見た人が、あたたかい気持ちを感じて、劇場を出てきてくれればうれしいです。また自分の人生を振り返るきっかけになってほしい。子供から大人まで、幅広い世代が楽しめる内容です。動物とのコミュニケーションも楽しんでいただければと思います。

■期待していることは何ですか。

 旭山動物園は行動展示で、動物の表情をより近くで見ることができ、言葉にたよらないコミュニケーションをとることができます。そこに動物たちも反応してくれる。それが旭山動物園の成功した要因ではないかなと考えています。
 映画でも普段体験できないことを体験できますから、必ず満足していただけると思います。北海道から遠く離れた沖縄や鹿児島の方が、鑑賞後、実際に足を運びたくなっていただけるといいですね。もちろん、既に行った方がご覧になっても楽しんでいただけると思っています。

■マキノ(津川)雅彦監督はどのような監督でしょうか。

 俳優津川雅彦さんは熟練した演技力をお持ちです。「演技とは」こういう風にやるのだと、自分の持っているものを細かく指導できる方です。しかし「旭山動物園物語」は動物が相手で、俳優たちも動物に合わせて演技しなければならない。細かい演技指導より、綿密な下準備やスタッフとの打ち合わせに努めていらしたと思います。また監督の要望に応えたスタッフも優秀でした。

鍋島 壽夫

■映画「旭山動物園物語」について現地の反応はいかがでしょうか。

 旭川市の反応は最高に良いです。関係者、旭川市長を含め、皆さん非常に喜んでくれました。市民の皆さんにご覧いただくのはこれからですが、きっと喜んでいただけると思います。また、小菅園長にも見ていただきましたが、上映後、すぐに立ち上がれないほど感動していただけたようです。監督が声をかけたのですが、感極まった状態で、涙を流して感謝され、我々も、もらい泣きをしました。映画を通じて、これまでの人生を走馬灯のように思い出されたのではないでしょうか。また、映画の持つメッセージ性に喜んでいただけたのだろうと思っています。

■株主の皆さまにメッセージをお願いします。

 良い作品を世に出し、株主の皆さまに角川映画を誇ってもらえる、喜んでもらえるならば、これに勝るものはありません。作品は完成しましたが、波を起こすのはこれからです。公開までの間、緊張感を持って取り組んでいきますので、ご期待ください。


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